ドクターが教えるほうれい線の美容整形完全ガイド

金の糸のイメージ画像

金の糸

金の糸は、髪の毛ほどの細さの純金製の糸を肌の下に針で埋め込む施術法。「メスを使わずに10歳は若返ることができる!」と話題の美容法です。この金の糸について、施術の特徴や美容効果、メリット&デメリットなどの情報をまとめて解説しています。

基本DATA
料金相場 顔全体で30~50万円
接続期間 10年~15年
施術時間 麻酔を含めて2~3時間
麻酔 静脈麻酔を使用。施術箇所には局部麻酔
痛み 術中は眠っているので痛みはない
ダウンタイム 2週間ほど

金の糸とは

直径0.1ミリほどの糸を、極細の針で表皮の下の真皮層へ埋め込むことで、真皮細胞を刺激して活性化。コラーゲンの生成を促して肌の若返りや美白、乾燥の改善などを促進させる施術方法です。糸の材質が純金で安全性が高く、抗菌効果もあるのでニキビや炎症を改善できます。施術後は10年程肌を若返らせると言われていて、将来の老化を見据えて20代や30代のうちに施術を受ける、という方も多いそう。メスで切開することなく劇的な変化が期待できると人気の美容法です。

金の糸の効果

真皮層へ金の糸を入れると、真皮細胞が刺激を受け一時的に傷ついた細胞を再生させようと新陳代謝が活発になります。コラーゲンやヒアルロン酸などが多く産生され、肌に弾力が出るのはもちろん、新しい肌細胞がどんどん作られて、若返り効果が期待できます。毛穴や表皮のキメが整って、くすみやシミの改善にも効果があります。

顔全体の若返りを狙いたい方におすすめ

金の糸は、表皮の下に糸を埋め込んで真皮を刺激して活性化させる美容法ですが、たるみや深いシワの部分だけをリフトアップするよりも、肌質や毛穴の改善、ハリのアップなど全体的な若返り効果の方が、より高いと言われています。ピンポイントでほうれい線だけに行うより、顔全体など広い範囲に施術できるので「全体的に老けてきたな…」と感じる方におすすめ。
顔周辺の肌にハリを持たせ、全体を引き上げることでほうれい線を目立たなくしていきます。

金の糸のメリットとデメリット

あらゆる治療法には、必ずメリットがあればデメリットがあるもの。嬉しい若返り効果が得られると同時に、副作用などが出ることも考えられます。金の糸を埋入することによる、メリットとデメリットについて解説していきましょう。

金属アレルギーの方は注意が必要

丈夫な金属製の糸を体内に埋め込む施術なので、糸が皮膚の下にある限り長期間にわたって美肌効果を発揮し続けます。ただし、金属に対してアレルギー体質の人は、施術後に赤みや腫れが出ることがあるので注意しなければならない点はデメリット。さらに、金はアレルギーを起こしにくいといわれてますが、体内に異物を入れたことに対する異物反応が大きく出てしまう体質の方は、慢性的な炎症が起こってこぶのように盛り上がる腫瘤となってしまうこともあります。施術を受ける前に、自分の体質についてよく把握し、医師に相談しておくことが最も重要です。

金の糸で
失敗しないための
ポイント

金の糸は、メスを使わない安全な施術ではありますが、金属を体内に埋め込むという性質上、何らかのトラブルが発生することも想定しておかなければなりません。安易な気持ちで施術を受けて後悔することのないよう、注意すべきポイントをまとめてみました。

金属を体内へ埋め込むリスクを把握しておくこと

金属アレルギーや異物反応が大きく出やすい体質の方は、医師に相談の上で施術を受けなければなりません。さらに、金属を長期間体内に入れておくことに対するリスクも、医師に確認しておきましょう。金の糸は、一度埋め込むと、取り出すことが難しくなります。金属アレルギー反応や異物反応が強く起きるようになってからでは、完全に取り出すことができないケースもありますので、あらかじめ自分の体質に十分注意しておきましょう。
いずれにせよ、医師とのカウンセリングを入念に行い、不安や心配がないことを確認してから施術を受けるようにするといいですね。不安な方は腕などにテスト注入も可能です。

金の糸の流れ

金の糸の施術を受ける際は、どのような流れで行われるのか、順を追って確認していきましょう。施術はどのように行うのか、麻酔はどうするのかなど、細かい点をチェックしておけば、施術前に感じやすい不安や疑問を解消できますよ。

カウンセリングを受けてクレンジング&洗顔

まずは医師のカウンセリングや診察を受け、体質に問題がないかどうかなどを最終チェックします。施術が可能であるならば、内容や術後の注意点などを確認して、クレンジングや洗顔をし、肌を清潔にして待ちます。

受ける部分にマーキングをして麻酔をする

施術を行う箇所へ目印をつけてマーキング。麻酔の方法はクリニックによって違います。静脈麻酔で眠っている状態にし、さらに局部麻酔を行って厳重に管理することもあります。

施術を受けて消毒や休憩

麻酔が効いていることを確認したら、施術開始。極細の針を使って金の糸を埋め込んでいきます。施術自体は顔全体で30分ほどですが、麻酔や術後の休憩などを含めると2~3時間かかります。術後2~4日ほどは腫れや内出血が見られることもありますが、2週間もすると目立たなくなり、ハリやツヤが出てきます。

金の糸の疑問・不安

痛みに敏感なので、施術中どのくらい痛むのかが気になります…

静脈麻酔をして眠っている状態にし、さらに施術する箇所には局所麻酔を行います。痛みが気になる旨を医師に相談してみましょう。

皮膚の下に金を入れても大丈夫なの? 副作用はないの?

純金は、金属の中でも最もアレルギー反応が少ないとされていますし、真皮の中に埋め込んでも、さびにくく解け出しにくいと言われています。さらに、伸縮性に富んで顔の動きにフィットしやすい素材でもありますから、施術後の副作用や不具合もほかの素材を使用する場合よりも少なくすることができます。金は、虫歯の治療などにも使われてきた歴史がありますし、かなり安全性の高い金属であると考えて良いでしょう。

金の糸のあとに、フェイシャルマッサージやほかの治療を受けてもいいの?

施術を受けてから2ヶ月ほどは、皮膚を刺激するフェイシャルマッサージなどは避けた方が良いでしょう。さらに、レーザー治療やフォトフェイシャルなどの光治療も2ヶ月くらいは受けないようにしてください。サーマクールやオーロラなどの高周波を使った美容施術は、真皮にまで熱エネルギーが伝わるので危険が伴います。金の糸を受けた方は、高周波治療の際、必ず医師に伝えましょう。また、レントゲンやMRIなどの画像検査は問題なく受けられます。画像に金の糸が写り込むことがありますが、医師の診断に支障はありません。

サイト監修表参道スキンクリニック友利 新医師
東京女子医科大学卒業後、同大学の大学院内科勤務を経て皮膚科に転科。表参道スキンクリニックで皮膚科医として多くの患者を診るかたわら、テレビ番組への出演や書籍の出版などさまざまなメディアで活躍。医師という立場から女性が美しく生きるための啓蒙活動を展開している。プライベートでは2児の母として子育ての真っ最中。「日本皮膚科学会」「抗加齢学会」「日本内科学会」会員。
表参道スキンクリニックhttp://tk-honin.com/

「ほうれい線対策委員会」は、「表参道スキンクリニック」ドクター監修によるほうれい線の施術ガイドをはじめ、お役立ち情報をまとめたサイトです(2016年7月時点)。ぜひ参考にしてください。また、実際の施術を受けるにあたっては、必ず医師の診断に従うようにしてください。

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