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【監修医師】
友利新先生

このページを監修した医師:友利 新先生(表参道スキンクリニック)
東京女子医科大学卒業後、同大学の大学院内科勤務を経て皮膚科に転科。表参道スキンクリニックで皮膚科医として多くの患者を診るかたわら、テレビ番組への出演や書籍の出版などさまざまなメディアで活躍。「日本皮膚科学会」「抗加齢学会」「日本内科学会」会員。

美容クリニックで受けられるほうれい線治療とその効果

ヒアルロン酸注射の商品イメージ画像
引用元/アラガン・ジャパン
(http://vst-beauty.jp/juvedermvista/consumer/pc/about/)

ヒアルロン酸注射によるほうれい線の治療効果

私たちの体にもともと存在し、弾力を持って肌を支えているヒアルロン酸。深く刻まれたしわやくぼみにヒアルロン酸を注射するだけで、ほうれい線を消すことができます。ヒアルロン酸の注入剤にもいろいろな種類がありますし、クリニックによって費用にも違いがありますので、ある程度の知識を持つことが大切。そこで、ヒアルロン酸注射に関する基礎知識を解説していきましょう。

基本DATA
料金相場 5~6万円程度(1CCあたり)
持続期間 6ヶ月~1年
施術時間 5~10分
麻酔 なし、または麻酔クリーム・局所麻酔
痛み 注射を刺す痛み、注入の違和感
ダウンタイム 2~3日間

ヒアルロン酸注射の治療効果とその特徴

ヒアルロン酸注射による治療効果の最大の魅力は、無表情のときにも刻まれてしまっているほうれい線やシワを伸ばして、若々しい肌と表情を取り戻すことができるということです。

セルフケアだと継続していないとすぐほうれい線がリバウンドしてしまいます。ヒアルロン酸注入の場合は、治療後すぐほうれい線改善が叶い、継続する期間も人によりますが半年は効果が継続します。

ただし、ほうれい線の状態に合わせ、ヒアルロン酸の量や注射を打つ位置、ヒアルロン酸の種類などを慎重に選ばなければなりません。

また、粒子の大きさや濃度、原料などたくさんの種類があるのもヒアルロン酸注射の特徴のひとつ。肌質や皮下脂肪の量、骨格などひとりとして同じケースはありませんので、多くの症例と治療経験のある、ヒアルロン酸注射の名医といわれるような経験豊富なドクターに治療をしてもらいたいものです。

弾力を失った加齢肌のほうれい線をヒアルロン酸注射で損失補てん

ヒアルロン酸は、私たちの皮膚や関節、眼球などにもともと存在している保湿成分で、皮膚を下から押し上げてボリュームを持たせる効果があります。理想的な肌である赤ちゃんとは比べるまでもありませんが、ヒアルロン酸やコラーゲンを作り出す能力が衰えていく年齢肌特有の悩みを、ヒアルロン酸注射のオールマイティな治療効果が解決。ただ笑いジワなどの表情ジワはヒアルロン酸注射よりボトックス注射のほうが向いています。

ヒアルロン酸注射のメリットとデメリット

ヒアルロン酸注射は、ほうれい線治療の中でも、注射をするだけの手軽な方法のひとつですが、メリットがあればデメリットがあるのも事実。どのような点が問題となるのか、解説しましょう。

痛みもなく治療後はメイクをして帰れるのがメリット

なんといってもその手軽さは美容整形の中でも群を抜くものがあります。傷が残ることもなく、あきらかに整形したことがばれることもありません。またメスを使ったリフトアップ治療と異なるのは、半年から1年で注入剤の効果が目立たなくなること。

美容整形初体験というかたでも、技術のしっかりしたクリニックであれば失敗することが少なく、費用もほかの施術と比較すると安い点も大きなメリットです。

即効性と安全性は高いが長続きしないのがデメリット

ヒアルロン酸はもともと体内に存在している成分ですから安全性が高いですし、注射を打つとすぐにふっくらと肌が持ち上がり、しわが消えてしまう即効性も魅力です。

ただし、体内にある成分なだけに、一定期間で吸収されてしまうのがデメリット。シワの下に注入してボリュームアップしても、3ヶ月から半年もすると徐々に吸収されていって元のシワが戻ってしまいます。若々しさを保つためには数ヶ月に一度のペース(個人差があります)でクリニックに通い、ヒアルロン酸注射を打ってもらう必要があります。

ヒアルロン酸の副作用

副作用がほとんどないとされるヒアルロン酸ですが、ドクターの腕によって失敗するリスクもあります。可能性として多いのは、顔に注射したヒアルロン酸のバランスが悪く、左右で異なる仕上がりになること。毛細血管を傷つけることによる内出血もありえます。

海外では、眉間に注入したときに血管が詰まってしまったという報告も。これは非常に稀な確率ですが、塞栓症のリスクということで知っておいたほうがよいでしょう。血管が詰まると血流が行われず、付近の組織が壊死するということになります。

ヒアルロン酸注射の口コミ・評判

通いやすいクリニックでヒアルロン酸注射をした(50代女性)

(前略)この春から職場が変わり、通いやすい場所にあるクリニックを探しており、評判が良かったこちらを選んだ。

あらかじめ自分の希望と予算を伝え、カウンセリングを受けた。押し付けのないプロ目線での的確なアドバイスをしていただけた。今後、通う場合も考え、今回受ける施術以外の説明もしていただいた。

ほうれい線を中心にヒアルロン注射

あごのシワ取りボトックス注射

冷やしながらの施術で痛みは少ない。かかった時間は30分程度。

(中略)

万一のダウンタイムを考慮して毎回休み前に施術を受ける様にしている。注射による内出血は理解しているし、施術前に説明も受けた。が、今回は内出血が酷く10日間はマスクで過ごした。現在はコンシーラーで何とか隠せるくらいに治まってきている。(後略)

美容医療の口コミ広場より抜粋
https://clinic.e-kuchikomi.info/detail/L_3020240/activity_detail/122849

ほうれい線対策委員会のコメント

クリニックを選ぶ時は口コミでの評判の良さや通いやすさは重要ですね。こちらの女性も評判や通いやすさを考えてクリニックを選んでいます。

施術にかんする相談ができるカウンセリングでは、自分に合った適切な施術を提案してくれるかどうかが気になるところ。プロの目線で的確にアドバイスしてもらえたことが、この女性にとって「ここで施術を受けよう」と思った決め手になったようです。

気になっていたほうれい線やシワを施術してもらった(30代女性)

結婚式があるので、気になっていた加齢による肌の老化やしわやほうれい線をなんとかしたかったのと、少しでも美肌になりたかった為。

(中略)

カウンセリングは丁寧で、親身になって相談にのってくれました。

また、金銭面での予算の兼ね合いですすめてくれ、非常に良心的でした。

(中略)

施術時間は1時間くらいだと思います。

分量の様子を見ながら丁寧に先生が施術してくれました。

ストレス緩和のボールを渡して頂きました。

やさしく丁寧に分量をみながらして頂けたので安心して受けられました。(後略)

美容医療の口コミ広場より抜粋
https://clinic.e-kuchikomi.info/detail/L_3020240/activity_detail/80413

ほうれい線対策委員会のコメント

こちらの女性は、結婚式を控えている中で気になっていたシワやほうれい線についてクリニックで相談されたようです。

いくつか施術を組み合わせた様子で、全体で1時間ほどかかっています。丁寧に施術してもらえたのはもちろんですが、施術中にストレスを感じないように配慮してもらえたのは見逃せないポイントです。温かみのある対応をしてもらえると、また次もここにお願いしようと思えますね。

信頼できそうなところを選んだ(40代女性)

(前略)web検索で色々知らべてみて(口コミなどを見て)、信頼出来そうだなと思ったから。

(中略)

当日はいちお当日施術も有りのカウンセリングの予約をお願いした。予約の時間よりも30分ほど遅れてしまったが、とても優しく対応してもらった。その後、看護師の方からカウンセリング →先生の説明 →写真撮影 →施術といった流れでした。施術を決めてからは、閉店まで時間がなかったこともり、かなり駆け足な感じでしたが、流れ作業といった感じで短時間でスムーズに終わりました。ただ、術後のことを聞く時間がなく、帰りは少し不安でした。(後略)

美容医療の口コミ広場より抜粋
https://clinic.e-kuchikomi.info/detail/L_3020240/activity_detail/71854

ほうれい線対策委員会のコメント

医師の腕で仕上がりが左右される美容医療は、事前に口コミで評判を調べてからカウンセリングを受ける方がほとんど。こちらの女性もその1人のようです。

「予約よりも30分遅れたけど優しく対応してもらった」とあるように、口コミを参考に選ぶのはある意味で正解かもしれませんね。

施術自体はスムーズに終わったものの、クリニック側の営業時間の都合上、術後のことは質問できなかった様子。予約は余裕のある時間に入れたほうが気になることを聞けるのでおすすめです。

【監修クリニック
松木院長より】
ヒアルロン酸注射で
失敗しないためには

ヒアルロン酸注射の名医でもある表参道スキンクリニック院長の松木貴裕先生に、ヒアルロン酸注射の施術を受ける際の注意点などをうかがいました。「切らずにできる手軽なプチ整形」という印象が強いヒアルロン酸注射ですが、注意しなければならないポイントがいくつかあるのだそうです。

解剖医学の知識や経験を十分に持つ医師を選ぼう

ヒアルロン酸注射は、気になるシワのところへ注射を打てばよい、というほど単純なものではありません。

「医師の技術や知識不足が原因で動脈にヒアルロン酸を注入してしまい、血管を塞いで部分的な壊死を引き起こした症例なども実際にあります。小鼻に打ったヒアルロン酸によって血流がせき止められ、結果的に小鼻が壊死してしまった。ただこれは稀なケースではありますけれども。

クリニックを選ぶ際には、経験や解剖医学的知識の豊富な医師が在籍しているかどうか、クリニックのサイトや医師の経歴などをチェックすべきです」

「またいくらほうれい線が深くても、鼻を高く見せたくても、一度に注入する量が多いとその部分が盛り上がって非常に不自然。理想の顔を作り上げるドクターのデザインセンスも重要な要素です。ようすを見ながら少しずつ注入して、しばらく期間をあけて何回かに分けてヒアルロン酸注射を打つほうがリスクは少ないと思います」

20年以上行なわれてきた安全な施術であることは間違いない

ヒアルロン酸注射1本には1CCの注入剤が入っていますが、基本的にはひとり1本使い切りなので、余った薬剤は破棄するようになっています。人の顔は左右非対称なので、右と左でヒアルロン酸の注入量がことなることも少なくないそうです。

「軽いほうれい線であれば、左右あわせて1本(1CC)が目安。中程度のほうれい線であれば1~1.5本(1.5~2CC)、深いほうれい線とともにマリオネットラインなどの治療をする場合は、左右あわせて3本(3CC)以上にするか、ほかの施術も同時に受けていただくかを判断します。

ヒアルロン酸注射は20年以上行なわれてきた治療法ですし、昔に比べたら薬剤の質も高い。ヒアルロン酸注射はいちばん最初に打ったときより、2度目、3度目と回を重ねていくうちに安定しやすくなる施術。

個人的にはプチ整形として非常にすぐれた施術法だと思っています。でも薬剤注入後の成形など繊細な部分もありますから、当院で採用した医師の場合、一定期間の研修を終えるまでは患者の治療は行なえないようなシステムにしています。

じつは自分の顔でも鼻、あご、ほうれい線と試してみたことがあるのですが、鼻へのヒアルロン酸注射はブロック麻酔をしても相当痛みを感じました。でもほうれい線であれば注入する量も多くないですし、痛みといえば麻酔の注射のほうがずっと痛い(笑)。皮膚を切開するリフトアップの施術などと比較すれば、かなりハードルは低いと思いますよ」

ヒアルロン酸注射治療の流れ
~監修クリニック・表参道スキンクリニックの場合~

「麻酔はするのか?」「どれくらいの時間で治療が終わるのか」など、治療に関する疑問や不安がいろいろあると思います。そこで、ヒアルロン酸注射による治療を受ける時は、どのような流れで治療が行われるのか、具体的に見ていくことにしましょう。

カウンセリングで希望を伝えたあと、適切な治療法を選択

事前カウンセリングでは、用意されたヒヤリングシートに記入するほか、これまでの治療経験や悩みの度合い、どこをどのように改善したいかといった細かい内容を伝えます。その後、担当医と理想に近づくためにはどのような施術があるか話し合います(一方的に決定されるわけではない)。

ほうれい線のたるみやシワ深さなど、患者さんの骨格やお肌の状況を医師が直接診断したあと、たるみやシワの状況に応じて、ヒアルロン酸注入剤の量や種類、注入する箇所などを決定します。

シワに沿って薬剤を注入! 麻酔をしたほうが安心

適切な量の注入剤を、気になるシワの部分に注射していきます。注射だけなので麻酔は必要ないというクリニックもあるそうですが、ヒアルロン酸を注入したあとかたちを整える際に痛みを感じるため、表参道スキンクリニックではブロック麻酔を推奨。

マリオネットラインを治療する場合などは、追加で局所麻酔をすることもあります。口の周りは皮膚が薄いため、痛みを強く感じる場合が多いのだそうです。麻酔が効いたらヒアルロン酸注射をしてヒアルロン酸の注入剤を整形して仕上がりを確認、5分~10分程度で治療は終了します。ボトックス注射などほかの施術も同時に受ける場合はそのぶん時間もかかります。

肌の赤みが引いたらメイクを直して帰宅できる

患者さんの体質にもよりますが、注射している最中の軽い出血(予防接種のときなどと同じ)、注射したあとの皮膚に赤みや軽い腫れ、内出血などが出ることがあります。その場合、ある程度症状が治まるまで注射した部分を冷やして待機します。

問題がない場合は、すぐにメイク直しをして帰宅できます。内出血や腫れは2~7日程度続く場合もありますが、多くはメイクで隠れる程度のものなので心配いりません。

施術を受けた当日は入浴、飲酒、運動など血流が促進されるような行動は避けるようにします。ブロック麻酔や局所麻酔をした場合は、3~4時間程度はほうれい線や口元など注射したパーツだけでなく、顔全体が動かし難い感じになります。また麻酔が切れると注射した部位に多少痛みを感じるかもしれません。

施術当日だけでなく数日間はむやみに顔を触ったり、洗顔マッサージなどで肌に強い刺激を与えたりしないように気をつけないと、あとから内出血を起こすこともあるので注意が必要。皮下でヒアルロン酸の注入剤が安定するまでは、なるべく刺激を与えないように気をつけましょう。

ヒアルロン酸注射のココが推し!ほうれい線対策委員会

100%のピュア・ヒアルロン酸のみを使用した治療なら安心

ほうれい線対策委員会が取材させていただいた表参道スキンクリニックは、安全性を最重要視して、品質が高くしっかり効果を実感できる100%のピュア・ヒアルロン酸のみを使用しているそうです。注入されたヒアルロン酸が最終的には肌に吸収されることを考えると、安全性はとても重要な要素です。

このピュア・ヒアルロン酸とは、非動物性でバイオテクノロジーにより精製されたヒアルロン酸のこと。動物由来ではないので、鳥インフルエンザや狂牛病といった懸念材料もありません。注入されたヒアルロン酸が最終的には肌に吸収されることを考えると、安全性はとても重要な要素です。

1本24,000円(税抜)とリーズナブルな料金設定

ヒアルロン酸注射の費用はクリニックによりかなり開きがありますが、表参道スキンクリニックでは1本24,000円(税抜)と美容クリニックの平均価格を下回るリーズナブルな料金でした。

プチ美容整形してヒアルロン酸注射を試してみたいという人は、公式サイトのメールフォームで申し込むか、直接電話で申し込むこともできます。興味のある方は公式サイトをチェックしてくださいね。

フリーダイヤル:0120-334-270(水曜休診)

ヒアルロン酸注射の疑問を解消!

価格がクリニックごとで大きく異なるのはなぜですか?

注入されるヒアルロン酸の量の違いと注入剤により価格が異なるからです。ほうれい線治療ですと、しわやたるみの深さに応じて1cc~3ccの処方が目安となっています。1ccあたりの価格をクリニックごとに比べてみると良いでしょう。

キープできる期間がクリニックで提示されているものよりも短いという話を聞いたのですが…。

キープ期間には個人差があり、一度の施術で1年以上キープする人もいれば1ヶ月しかもたなかったという人もいます。これは、注入した量が必要量よりも少ない場合に起こることが多く、そのために早く効果が薄れてしまうのです。注入に関しては医者の判断や治療の方針にもよりますので、クリニックでしっかりと説明を受けるのが大切です。

失敗したらどうなるの?

仕上がりがうまくいかなかった場合、特定の部位だけが膨れ上がって、おかしな口元になることがあります。ヒアルロン酸は体内に吸収されるため数ヶ月で元に戻りますが、どうしても気になってしまう場合は溶解剤を打つことで元に戻すことができます。

身体の中にものを入れるというのが怖いのですが…。

ヒアルロン酸はもともと人の身体に備わっているものですので、体内に残り続けることなく徐々に吸収されます。その代わり定期的な注入が必要となります。

ヒアルロン酸注射注入剤の種類と特徴

ヒアルロン酸注射と一口で言っても、メーカー別、使用する部位別に注入剤の種類がいくつかあります。ほかの施術との組み合わせや薬剤の種類やヒアルロン酸を注入する量などについては、美容皮膚科などの専門医のアドバイスに従ってください。たくさんやればいいというものではないですし、失敗して不自然な仕上がりになってしまうケースもあるので注意が必要です。

レスチレン リド適した部位:ほうれい線/目の周り

ガルデルマ社が取り扱うヒアルロン酸注入剤で、日本では最も信頼度や使用頻度の高いものとして知られています。世界70ヵ国以上でヒアルロン酸注射の注入剤として使われており、日本では高度管理医療機器として2015年に厚生労働省の承認を得ています。ヒアルロン酸純度が高くヒアルロン酸の粒子が小さく、ほうれい線のほか、目の周りの細かいシワなどに使用される注入剤です。

レスチレン パーレン リド適した部位:ほうれい線/鼻/あご

同社の「レスチレン リド」と比較すると粒子が大きく、持続性に優れています。通常のレスチレンよりも広い部分に使いやすく工夫されています。ほうれい線などのシワの改善、こめかみ、鼻やあごなどを隆起させたい、といったプチ整形にも使われています。

ジュビダーム ビスタウルトラ適した部位:ほうれい線/ゴルゴ線/額

アラガン社が開発したヒアルロン酸注入剤。ジュビダームは日本で初めて厚生労働省の承認を受けた、ヒアルロン酸注入剤のいわば草分け的存在です。なかでも最新技術で製造されているビスタウルトラは、適度な弾力性があり、仕上がりが自然。凝集性が高いので、ふんわりした仕上がりが長続きします。

ジュビダームビスタにはさらにウルトラプラスがあり、ウルトラが中等度のシワへアプローチするのに対し、ウルトラプラスは深いシワを改善します。注射針もウルトラより少し太いのが特徴です。

顔に注入する施術になるので、発売元であるアラガン社は医師がより安全に取り扱えるようWEB講習セミナーを実施しています。教材を使って理解を深め、段階ごとのテストをクリアする仕組みです。この講座を受講しなければジュダームビスタを扱うことはできません。定められた課程をすべて修めると「修了証」が発行されます。

また、アラガン社ではジュダームビスタ注入の実技トレーニングも開催。ジュビダームビスタにかんする知識と技術力を高めるための場がしっかりと設けられています。※ジュビダームビスタシリーズにはいくつかの種類があります。

そもそもヒアルロン酸注射とは?

ヒアルロン酸は天然保湿成分として体内に含まれるもので、おもに皮膚、目、関節などの細胞を守るクッション剤のような役割を果たしています。皮膚の場合、ヒアルロン酸は皮膚の真皮層を構成する重要な組織で、コラーゲンやエラスチンの間を埋める保水層。コラーゲンやエラスチンと共に肌を支える基盤でもあります。

加齢とともに体内で作られるヒアルロン酸やコラーゲンの産生量は減少、これが原因で40代後半くらいから肌のハリが失われ、たるみや刻まれたシワ、ほうれい線ができやすくなってしまいます。

ヒアルロン酸注射を加齢と共に刻まれたシワや顔のくぼみに直接注入、ご自身のヒアルロン酸と融合することにより、シワやくぼみを埋める役割を果たしほうれい線も目立たなくしてくれます。さらにメスで切る必要もないことから、プチ整形として若い女性にも人気があり、傷痕も残らないことからほうれい線だけでなく、鼻筋形成や顎先形成にも使われる治療法です。

【別録】
ヒアルロン酸の効果に触れた論文・報告書解説

基礎的な部分がわかったところで、次は応用編です。

学術的にヒアルロン酸の効果はどのように考えられているのか、4つの論文をもとに解説します。できるだけ専門用語を使わないで、分かりやすくまとめてみました。よりヒアルロン酸注入に関する知識を深め、ほうれい線の改善に取り組みましょう。

日本美容皮膚科学会 シンポジウム「しわ治療の最前線」

シワは医学的に「陥凹性(かんおうせい)のミゾ」と定義できます。加齢性の変化により皮膚の表面の形状が変化して生じるもので、発生のメカニズムにより4つの種類に分類されます。

その中でヒアルロン酸の注入がより効果的なシワは、局所にできる「深いシワ」です。深いシワは、太陽光線で受けた皮膚ダメージにより、ボリュームが失われ陥没してできてしまうもののこと。ほうれい線も「深いシワ」に分類されます。

ヒアルロン酸注入後は、シワの影が薄くなり「年の割に若く見える顔」になることが期待できます。[注1]

企業研究者が語る「ヒアルロン酸の機能と利用」

ヒアルロン酸は水分保持の能力が高く、ヒアルロン酸が減少すると細胞の保湿能力が低下し、老化に繋がると考えられています。

細胞が老化してしまうと柔軟性が失われて委縮し、シミやシワの原因になります。そのためヒアルロン酸は、多くの化粧品に配合されるようになりました。

また、ヒアルロン酸は食品としても好まれ、手軽に飲めるサプリメントやゼリーなどの健康食品分野でも多くの商品が販売されています。

キューピー株式会社ファインケミカル研究員である山崎らの研究では、120mgのヒアルロン酸を経口摂取することで、乾燥肌やシワの改善、弾力性や柔軟性の向上が認められました。[注2]

歯科分野から見るほうれい線「ヒアルロン酸治療」

歯科分野におけるヒアルロン酸治療の目的は、加齢による口腔トラブルの改善です。

歯茎が弱くなったり口周りがたるんだりして、ものをうまく噛めなくなります。また、歯茎が弱くなることで歯や義歯の周りに食べかすが残りやすくなり虫歯の原因になることも。歯科分野ではそのような口腔トラブルを改善するため、歯茎や口周りにヒアルロン酸を注入してたるみを解消し、機能の維持や改善を図ります。副次的作用として、口周りのシワが目立ちにくくなるという研究結果が報告されていますが、あくまで歯科治療の一環ということです。[注3]

ヒアルロン酸注入後の皮膚組織の反応は?

シワ治療のひとつである注入療法で、注入後の皮膚組織の反応をみる実験が行われました。

ウサギを実験体に使い、ヒアルロン酸またはコラーゲンを耳に注入し、180日間様子を観察。その結果、ヒアルロン酸注入後は炎症が起こりましたが、14日後には消失し、安定した状態が続きました。60日後から体内へ吸収され始め、180日後には大部分が吸収されたということです。

一方コラーゲンは、炎症や血管新生といった反応がヒアルロン酸よりも強く出ました。このことから、安定性やコスト面を考えるとヒアルロン酸が適した注入剤と判断されています。[注4]

論文参照元一覧

サイト監修表参道スキンクリニック友利 新医師
東京女子医科大学卒業後、同大学の大学院内科勤務を経て皮膚科に転科。表参道スキンクリニックで皮膚科医として多くの患者を診るかたわら、テレビ番組への出演や書籍の出版などさまざまなメディアで活躍。医師という立場から女性が美しく生きるための啓蒙活動を展開している。プライベートでは2児の母として子育ての真っ最中。「日本皮膚科学会」「抗加齢学会」「日本内科学会」会員。
表参道スキンクリニックhttp://tk-honin.com/
電話番号:0120-334-270
【このサイトについて】
「ほうれい線対策委員会」は、「表参道スキンクリニック」のドクター監修による
ほうれい線の治療ガイドをはじめ、お役立ち情報をまとめたサイトです(2018年1月時点)。
実際にほうれい線の治療を受けるにあたっては、必ず医師の診断に従うようにしてください。

ほうれい線治療の最前線 友利先生インタビュー

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