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老け顔の元凶、ほうれい線とは

意外に知られていないほうれい線の原因

悩む女性

赤ちゃんのほうれい線はカワイイですが、30代以降の老化サインとなるほうれい線は、お世辞にもカワイイとはいえません。エイジングアラートでもあるほうれい線は、どうして目立つようになるのでしょう。ここではほうれい線の原因と考えられているものをピックアップしてみました。

歳を重ねるごとにいろいろなアラが目立ってくるのはある意味しかたがないこと。でも、見た目年齢が実年齢を上回るようなことにだけはなりたくありませんよね?ほうれい線は鼻と頬の境界線としてもともとあるものですが、なぜ加齢とともにほうれい線が深く刻まれるようになるのでしょう。

Cause1

紫外線(UVA)によるダメージ

日焼けはほうれい線を悪化させる最大の原因

紫外線を肌に浴びた瞬間に体内の酸素が悪玉の“活性酸素”になり、肌の弾力やハリを維持するコラーゲンやエラスチンを破壊してしまいます。真皮の土台が崩れてしまえば、当然表皮は弾力を失い、たるみます。

頬の肉がたるめば、鼻との境界線が深くなるのは当たり前。ですから、日焼けはすなわちほうれい線悪化を加速する最大の原因になるのです。友利先生もインタビューで話してくださいましたが、とにかく日焼けだけは絶対にしてはダメ、とのこと。友利先生も365日、日焼け止めを塗るなどの対策をされているそうです。

Cause2

慢性的な肌の乾燥

砂漠化した肌にほうれい線は刻まれる

肌はつねに呼吸をしており、肌内部の水分は絶えず蒸発しています。外気の変化により失われる水分量もことなりますので、湿度の高い地域に住むアジア人の肌は、欧米人よりも水分量が多いといわれています。

それでもエアコンや気温の上下、紫外線などさまざまなストレスが要因で、徐々に肌の保水力が下がり弾力を失ってしまいます。

肌本来のバリア機能も低下して水分が失われることによる慢性的な乾燥状態が、ほうれい線やしわ、たるみを生むのです。

Cause3

表皮のキメが整っていない

新陳代謝の乱れがほうれい線を招く

肌の新陳代謝、ターンオーバーがうまくいかないと、肌のキメが整わず水分と油分のバランスが悪くなり乾燥が進みます。

表皮のキメが乱れると小ジワやちりめんジワといわれる細かなシワができ始めます。まるで干上がった川の底がひび割れるような感じです。乾燥した状態が長く続き、小ジワが深くなってつながって来ると、大きなシワへと成長したるみやほうれい線を作り出す準備が整ってしまいます。

このようなプレほうれい線、プレたるみは、皮膚が薄い目元や、頻繁に動かす口元にできやすく、目元のたるみやほうれい線へとつながってしまうわけです。

Cause4

加齢による肌の衰え

コラーゲンの減少が皮膚のたるみを生む

年齢とともに真皮で生成されるコラーゲンの量が減ってしまい、皮膚をふっくらと支える弾力がなくなってしまいます。真皮の支えがなくなった表皮はくぼんで落ち込み、シワやたるみができ始めます。

顔全体の皮膚が衰えてたるむと、口もとやあごなど、重力に逆らえずに下のほうへとたるみが溜まり、ほうれい線やマリオネットライン、二重あごなどの大きく目立つたるみとなってしまいます。赤ちゃんにもほうれい線はありますが、コラーゲンタップリのプリプリなお肌なのでカワイイのですね。

それから洗顔のし過ぎで皮脂を取りすぎてしまったり、マッサージなどで皮膚を強くこすることもほうれい線の原因になります。アンチエイジング目的のスキンケアでも、やりかたを間違えれば立派なほうれい線の原因となってしまうので注意が必要です。

Cause5

皮下脂肪の急激な増減

ダイエットとリバウンドの繰り返しがたるみを生む

何度も過激なダイエットとリバウンドを繰り返してきた人はレッドカード。膨らんだ風船がしぼむように肌も元どおりになればよいのですが、一度増えた皮下脂肪は簡単になくなりません。

臀部、お腹に次いで顔には皮下脂肪がつきやすく、一度ついたら落ちにくいという特徴があるため、急激なダイエットによる体重の増減に皮膚がついていけなくなります。

脂肪が多いときは、重力に逆らえずに脂肪ごとたるみ、脂肪が少ないときは表皮だけがシワシワになってたるみます。皮膚がたるんで伸びきった状態が戻らなくなり、ほうれい線が目立つ老け顔になってしまいます。

リバウンドなくスリムなままを維持できれば問題ありませんが、若くても無理なダイエットとリバウンドを続けると、取り返しのつかないことになってしまいますよ。

Cause6

表情筋の衰え

筋肉が落ちると皮膚もたるんでほうれい線に

無表情で口数少なく、笑顔のない人はほうれい線もできやすく、若い頃から老け顔になりやすいといわれています。顔の表情筋の中でも、頬を引き上げる頬筋は、口の周りの口輪筋に支えられています。

仕事内容や家族構成などの要因で話す回数が極端に少ないと、口輪筋や頬の筋肉などの表情筋が徐々に衰えて口角が下がり、ブルドックのように口の脇へと肉がたるんできてしまいます。筋肉そのものがたるむだけでなく、筋肉の衰えで皮下脂肪を支えきれなくなり、ほうれい線の目立つたるみへと悪化していくことに。

表情筋の衰えは、大きなたるみへと即座に直結してしまうので、注意しなければなりません。表情豊かに会話を楽しめるような日常生活を送るのが理想です。

Cause7

血液やリンパの流れがよくない

老廃物の蓄積で顔がむくみ、たるみに直結

1年の中でいちばんむくみに悩まされるのが、じつは夏。ビアガーデンやBBQなどで塩分が多い食べ物ばかりを食べてビールなどのアルコールを大量に飲んだり、エアコンのきいた部屋で長時間仕事してカラダを冷やしたり。

飲料やお酒などの水分を飲む量が増えているのに、汗や尿で不要な水分が排出しきれず代謝が落ちて、つねに顔や手足がむくんだまま、ということはないでしょうか。じつは体内の老廃物はつねに尿や大便、汗として体外に排出、デトックスする必要があります。

この代謝構造が崩れてしまうことで皮下組織に老廃物が蓄積、肌の新陳代謝のリズムも狂います。結果的に皮膚本来の機能が低下して、ハリがなくたるみやすい肌、見た目年齢の高い肌へと変化してしまうのです。

Cause8

睡眠不足など生活の乱れ

何気ない生活習慣がほうれい線を呼び寄せる

スマホの見すぎによるスマホたるみ、などという呼びかたがあるくらい、姿勢や日常の癖もほうれい線の原因になりますが、いちばん気をつけなければいけないのは、睡眠不足をはじめとする生活の乱れ。

十分な睡眠が確保できないと新陳代謝も滞りますし、睡眠中に整えられるべき自律神経(自分の意思とは関係なく働く神経の総称)のバランスも崩れてしまいます。

またダイエットや忙しさによる不規則な食事や栄養の偏り、仕事や人間関係など過度なストレスなどもほうれい線を含む肌老化を促進する原因になり得ます。

さらに猫背で前傾姿勢のままパソコン作業を行う時間が長い人、頬杖をつく癖のある人、いつも髪をポニーテールやおだんごにして引っ張っている人など、ちょっとした癖や習慣が、ほうれい線やたるみを引き起こす原因になることも。

年代別行動パターン ほうれい線あるある!

歳を重ねるごとにほうれい線は目立つようになるものですが、若いからといって安心はしていられません。20代~30代、40代~50代、50代以上と、年代別にほうれい線ができやすい行動や習慣をチェックしておきましょう。

20~30代の
ほうれい線あるある
スマホとダイエットに要注意!
この世代がいちばん気をつけなければいけないのが、スマホの見すぎを含む姿勢の悪さと過激なダイエット。猫背のまま何時間もスマホを見るのは止めて、なるべく目の高さまでスマホを上げるようにしましょう。また急激なダイエットは避け、摂取カロリーを徐々に減らしつつ、同時に運動を取り入れるなどして無理のないダイエットをするように心がけてください。また小顔狙いでマッサージグッズを多用して顔に強い摩擦を加えたり、スクラブやピーリングマスクなどで過剰に皮脂を取ってしまうようなスキンケアは避けたほうがよいでしょう。
40~50代の
ほうれい線あるある
過度なスキンケアで肌がボロボロ
皮膚の衰えや表情筋の衰えが本格化してくる40~50代。真皮層でのコラーゲンやエラスチンが不足したるみやすい肌環境に。ここはなんとか表情筋を維持して急激な肥満を避け、ほうれい線の悪化を食い止めたいもの。だからといってさまざまな基礎化粧品をいくつも併用したり、エステや美顔器などでのセルフケアなどで肌を過保護するのはNG。肌がかえってストレスを感じてしまいます。外側のケアだけでなく内側のケアにも意識を向け、不安やストレスを解消する手段を身につけることが大切です。
60代以上のほうれい線あるある
昨日の顔と今日の顔の違いがわからなくなる
60年以上の年月を経過した肌には、いろいろなほころびが見えてきます。長年日焼けしてきた人はたるみやほうれい線だけでなく、シミにもなやまされていることでしょう。もう手遅れだからとあきらめたりせず、「焼かない・乾燥させない・こすらない」を忘れずにスキンケアを続けましょう。あきらめてはダメ。化粧をしたまま寝たり、すっぴんのまま外出したりしてはシワシワのおばあちゃんまっしぐら。鏡を見て昨日の自分の顔と今日の自分の顔の違いに気がつかなくなった瞬間に、オンナが終わってしまいますよ。

サイト監修表参道スキンクリニック友利 新医師
東京女子医科大学卒業後、同大学の大学院内科勤務を経て皮膚科に転科。表参道スキンクリニックで皮膚科医として多くの患者を診るかたわら、テレビ番組への出演や書籍の出版などさまざまなメディアで活躍。医師という立場から女性が美しく生きるための啓蒙活動を展開している。プライベートでは2児の母として子育ての真っ最中。「日本皮膚科学会」「抗加齢学会」「日本内科学会」会員。
表参道スキンクリニックhttp://tk-honin.com/
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ほうれい線治療の最前線 友利先生インタビュー

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